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マスターとは

マスターとは、不動産投資とファイナンスの分野におけるプロフェッショナルです。不動産証券化協会認定マスターとは、不動産と金融分野にわたる幅広い実践的な専門知識を有することを社会的に証明する資格です。マスターが身につける不動産証券化に関する高度な実践的知識・能力は、不動産投融資の分野はもちろん、他の多くの分野でも活用が可能です。今後、より幅広い業界でマスターの活躍が期待されています。

不動産証券化市場の健全な発展を支える教育資格制度

2006 年に一般公開されたマスター資格制度は、投資家保護と市場の健全な発展に寄与することを目的に、不動産証券化に関する高度な専門知識と高い職業倫理を有する者に「不動産証券化協会認定マスター(ARES Certified Master)」の称号を与えるものです。それは、不動産と金融分野の実践的な専門知識を体系的に学ぶことができる教育プログラムです。

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不動産投資市場の健全な発展に貢献

マスターは、不動産証券化の実務に携わるにあたって必須の資格ではありません。しかし、マスターとなることにより、不動産証券化に関する基礎知識と実務能力を有していることを証明できます。資格取得後は、不動産とその証券化商品のリスクとリターンを正しく評価し、また適正にアレンジできる専門家として、不動産投資市場の健全な発展に貢献する道が開けてくるでしょう。

マスターに求められる4本の柱

マスターのマーク(4本の柱)が表しているのは、マスターに求められる、専門家としての以下の4つです。マスターは、継続教育の受講などを通じて、これらの向上が求められています。 これらを通じて不動産証券化商品市場の健全な発展に尽すことがマスターの使命です。

マスターの義務

資格認定された方には、以下の義務が課されます。

年間登録料の納入すること(2024年2月現在6,000円、消費税10%込)
規定の継続教育の受講をすること(通常、1年度ごとに30ポイント)
資格更新の審査を受けること(5年ごと、要更新申請、更新料なし)
倫理行動モニタリングのために氏名を公表すること
最新の個人情報の登録すること(勤務先を含む)

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マスターの活躍の場

2024年2月現在、1万名を超える方々がマスター・アソシエイトとして資格認定され、不動産投融資に関する幅広い領域を中心に活躍しています。マスターの多くは、不動産会社、建設会社などの不動産業や、銀行、信託銀行、証券会社、保険会社、資産運用会社などの金融業をはじめ、法律事務所、監査法人、不動産鑑定評価機関、税務会計事務所、政府系機関、シンクタンク、コンサルティング、格付機関など不動産証券化を支える各分野の専門機関に従事しています。

マスター資格制度はこのような方におすすめしています

  • 不動産業や金融業の方で不動産証券化の業務に興味がある方
  • アセットマネジャーなど資産運用業に興味のある方
  • 不動産業や金融業への転職を目指している方
  • 学生の方で、不動産業や金融業への就職を目指している方
  • 各種金融機関で不動産への投融資に携わっている方
  • 一般事業会社で財務や企業不動産管理に携わっている方

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